共犯関係と責任転嫁

今回の記事は、↓を参照している。

・■「モーニング娘。藤本美貴」のための墓碑銘?
(アイドルの脱紺築 2007年6月3日)
今回の決定が相当馬鹿げた動機に基づくもの、という痛井っ亭氏の主張には同意する。
ただ、前提条件について、俺はちょっと違う捉え方をしている。


むしろ、両者は共犯関係〜ファンに幻想を与える点で〜にあったともいえる。
正確に言えば、会社(この場合 UFG)側が共犯関係を押し付ける形でそれが成り立っていた、ということか。
ただし、アイドル側の過失をUFGに問うのはよほどの事情が無いと無理だろう。
逆に、会社側の過失をアイドル側に問うことは十分にありうるが。
とはいえ、一般的に考えれば、アイドル側が何らかの罪を負えば、会社側もそれに見合った責任を取るのが筋だ。


なのに、今まで UFG がとってきた行動といえばどうだ。
決まり文句による弁明に次ぐ弁明。
所属タレントに対する責任転嫁の繰り返し。
どれも、UFG が自らの責任を果たしたとはいえないしろものだ。


なぜ、こうも無責任な行動が UFG 内でまかり通るのか、俺にはわからない。
この無責任な行動を黙認(むしろ率先)していた UFG の経営陣は、本当に経営者としての責務を果たしたきたのか?
俺には、まったくもってそうは思えない。


今回の騒動についても、美貴殿以外一切誰も責任を問われることはないだろう。
そして、今回と同様の騒動が起きても当該タレントのみが責任を取らされるのだろう。
UFG は、いつまでこのような無責任な行動と責任転嫁を続ける気だ?