下ネタの功罪
↓では、モーニング娘。の掟に関して触れている。
・■2007.06.05「ムーブ!」 モーニング娘。の掟(アイドルの脱紺築 après le 1er juin 2007)
掟の1つ「下ネタ禁止」について、思ったことを書いておく。
「下ネタ禁止」に関しては、現実的な理由が無いとは言えないようだ。
参考となるのは、↓で触れられてるゲイ芸の世界に関する決め事。
・下品な下ネタ質問ばかりするひとは大阪人と思って間違いないでしょうか?(2007年5月12日 Yahoo!知恵袋)
この質問に対して行われた質問のうち、ベストアンサーに選ばれた回答(投稿者:nhkkouza)の前半部分にそのヒントがある。
昔から芸の世界では原則的に下ネタは禁止です。
何故なら「受ける」からです。
受けたことにより自分の芸の域が上がったと勘違いし、本来の芸に精進することを忘れてしまうからです。
(以下略)
これをトークの状況に置き換えると、以下のようになるか。
俺の見解としては、下ネタは適切な時期に使えばトークを盛り上げられる題材だといえる。
しかしその反面、下ネタに頼りすぎると本来トークに必要なこと(話題の選択・場を読む)の習得がいい加減になる危険がある。
特に、デビューしてから日が浅いメンバーに下ネタの使用を許すのは、色々な意味で致命的になりそうだし。
最近、れいなが下ネタ(かどうか怪しいけど)を使ってるのは、それを使ってもイイ段階に(トークの腕?が)上がったからなのかもしれない。
単に「受ければ勝ち」の論理が、UFG や芸能界でまかり通ってるだけかもしれないけど・・・。