甘い誘惑への辛い評価

GAM のアルバム『1stGAM〜甘い誘惑〜』について俺の感想を。
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どうやら製作側は、『LU LU LU』を境にして対称的な色の曲を並べたかったようだ。
以下、対称となってる(と俺が思った)曲を並べてみる。


『Thanks!』⇔『Thanks!(誘惑Remix)』
『純潔〜Only〜』⇔『甘い誘惑』
『メロディーズ』⇔『・・・H』
『愛の船』⇔『愛情オアシス』
『ここで キスして』⇔『イチャイチャ SUMMER』


アルバム全体の流れを考えて曲順を決める、という狙いは確かに悪くは無い。
しかし、大半を占めるアルバム曲のトラックを無難にまとめてしまったため、単品や通しで聴いても中途半端なのだ。
二人のボーカルについては問題ないが、トラックの雑な作りが二人の足を引っ張ったという印象は否めない。



アルバム全体の出来では『SEXY 8 BEAT』を超えているのだが、二人の実力を踏まえた期待値からかなり下回っていると書かざるを得ない。
俺としては、もっとトラックを丁寧に作ってくれれば・・・。