修業の上で・・・

2008年7月21日分『ベリキュー!』で、真野ちゃんが引用していた18代目中村 勘三郎(元5代目中村 勘九郎:歌舞伎俳優、1955-)のお言葉。
「型をしっかり覚えた後に、型破りになれる」


これは、無着成恭氏の発言が元だという。
無着氏の発言を、勘三郎氏が引用したっぺぇ。
勘三郎氏が無着氏の発言を引用してるのは、↓のインタビュー記事だけじゃないみたいだが・・・。
・「おさまってたまるか」 中村勘三郎が語る仕事―1 (朝日求人ウェブ)
どうやら、今回真野ちゃんが引用していたのは、記事の見出し部分に書かれてた言葉の模様。
少し、勘三郎氏の発言とは意味が違うような・・・。


ちなみに、無着氏の発言は↓でも・・・。
・軽商会だより(2005年10月10日 東京軽金属商協会)
軽商会だより2005年10月号のP.3 では、無着氏のコメントをこんなふうに紹介してる。
以下、その部分を引用。

(中略)
このところ、「型破りな経営(者)」、「型破りな発想)」、「型破りな行動」、など、「型破り」がもてはやされているようだ。
大辞林によれば、「定型や慣例に従わず、大胆なやり方をすること」と解説されている。
しかし無着成恭師は、「長い勉学・修行の後に会得した型を持つ人がその型を破るのが型破り。型が無いのに破れば、それは形無し」と喝破しておられる。
因みに、形無しとは、「物事が台無しになる」、「面目が丸つぶれとなる」などの意。
光男のおじさんに教えたい言葉だな(苦笑)。
あ、良く考えたらハロー!のメンバーにも当てはまるな。
まぁ、誰とは言わないけど・・・。