認識違い

ってことで、紅白の「予選落ち」について色々記事が書かれていたのだが・・・。


まずは、デイリースポーツの記事。
・モー娘。落選…11年連続ならず(2008年11月26日 デイリースポーツ)
以下、デイリースポーツから、「予選落ち」の理由について NHK が述べてたコメントを引用しておく。

(中略)
 1998年から10回連続で出場していたモーニング娘。が出場リストから漏れた。
これまで紅白を彩ってきたモー娘。をはじめとしたハロー!プロジェクトメンバーが今回、姿を消した(里田まいハロプロとは別のユニットで出場)。
NHKでは「今年の活動は総合的にみて選びにくかった。歌をきちんと聴かせたいというコンセプトのラインに届かなかった」と理由を説明した。
(以下略)
いつ NHK がそういうコンセプトを打ち出したのか良くわからないが・・・。


それより、もっと気になる事が書いてあったのは、CHUNICHI Web の記事
・初出場「ミスチル」など53組発表 今年は「オトナの紅白」(2008年11月26日 CHUNICHI Web)
以下、CHUNICHI Web の記事から、関係者のコメントが載ってる最後の部分を引用しておく。
(中略)
モー娘。アキバ系も一斉に消えた
 昨年は、モーニング娘。℃−uteBerryz工房ハロー!プロジェクトの混合チームと、中川翔子リア・ディゾン(22)、AKB48による“アキバ系”チームによるアイドル対決が大きな話題となったが、今年は双方とも出場者リストからこぞって名前が消えた。
特にモー娘。は、98年のデビュー以来、昨年まで10年連続出場していたが、ついに記録が途絶えた。


 NHKの近藤保博エンターテインメント番組部長は「今年は歌力をテーマにして、きちんと歌を歌うことを目指す紅白なのでラインに届かなかった。相対的な評価で枠外になってしまった」と説明。
石原真チーフ・プロデューサーも「アイドルというのは、良いときもあればそうでないときもある」と、大ヒット曲がなかったことを挙げ、「アイドルは大御所とは違うので大変だとは思うが、ハロプロも若返りを図っているようなので、また期待しています」。


 今年のモー娘。は、5月から上海・台北・ソウルのアジアツアーを行い、上海公演では四川大地震の被災者への義援金を寄贈し、歌の力で被災者に勇気を与えた。
また、2枚のシングル「リゾナントブルー」「ペッパー警部」ともに、オリコン初登場3位と好結果だっただけに、関係者は「結構ヒットしてたのに…」と肩を落としていた。
石原氏も結構厳しいよな。
暗に、Berryz 工房も℃-uteも「古い」って評価を下してるようなもんだし。
況や、モーニング娘。なんて・・・。


それより問題なのは、関係者の認識。
モーニング娘。が今年出したシングル曲2曲の評価だけでなく、モーニング娘。の活動内容全般の評価について完全に勘違いしてやがる・・・。

「好結果って」・・・あくまで内輪の評価っしょ?
それが、今年のモーニング娘。の活動に関するファンや世間の反応とは思えないがね。
そんな評価を、モーニング娘。*1の「予選落ち」の理由にされたら、メンバーはたまったもんじゃないよ。



この結果は、モーニング娘。・・・ひいてはハロー!全体に対する外部から見た実力と評価って所だろうな。
後、UFG 側とファン側の評価が高くても、それを伝える努力が上手く行かなかったという意味もあるかと。


こんな所か。

*1:というよりハロプロ