loom / 来たるべきもの
そんなこんなで、昨日は重さん（道重 さゆみ）の卒コンが行われた。
・モー娘。道重、愛に包まれながら卒業「見つけてくれてありがとう」（2014年11月27日 natalie.mu）
この卒コンの中盤は、ある意味で昨日一番の山場だった。
以下、2014年11月27日分natalie.mu『モー娘。道重〜』から中盤部分を（略）
（中略）昨日某所で行われたこの卒コンのライブビューイングの会場（俺も会場にいた）も、問題のシーンで変な盛り上がりを見せてたのよね。
（引用者注：その直前にMCが入っていた）
再びライブパートへ戻ると、ニューアルバムより「明日を作るのは君」、そして9、10、11期メンバーによる「I WISH（updated）」、道重のソロ曲「シャバダバドゥ〜」などが披露される。
また「彼と一緒にお店がしたい！」では、曲の終盤で道重が鞘師 里保に突然キスをするというサプライズを起こし、鞘師とファンを驚かせた。
これについて道重はその直後のMCにて「道重さゆみ、やりました！ こんな大勢の人の前での公開キスは……とっても気持ちよかったです！ これで何も悔いなく卒業することができます」とコメントし会場を大いに沸かせた。
そしてこのタイミングで道重の卒業を祝うためにモー娘。OGの中澤 裕子と田中 れいな、℃-uteの矢島 舞美が駆けつける。中澤は道重に「こんなに素敵な卒業式をしてもらえるのは、今日までがんばってきたアナタの結果だから。あなたのためにみんなが集まってるのよ。悔いのないように、笑顔いっぱいでね。長い間、モーニング娘。のメンバーとしての活動と8代目リーダーとしてがんばってくれたこと、私もOGの1人として本当にうれしく思っています。今日のコンサートは最後までがんばってください！」と語りかけ卒業を祝った。
道重に代わりハロプロの新リーダーに就任した矢島は「ハロプロをここまで引っ張ってくださったこと、とても感謝しています。道重さんが卒業したあとも、もっともっとハロプロを大きくしていきます」と道重と固い約束を交わす。
そして田中はいきなり「さゆー！」と叫びながら道重に抱き着き「こんなにたくさんの人が集まってくれて、祝ってもらえるなんてすごいよね。本当に同期かなって、信じられなくなったよ。モー娘。から同期がいなくなるのは寂しくなるけど、さゆが最後に6期としてリーダーになったのはうれしいこと。さゆにとって今日のことは一生心に残る日になると思う。悔いなく楽しんでほしいです。12年間おつかれさまでした」と道重のこれまでの労をねぎらいつつ再び抱き合った。
（以下略）
まさに会心の一発（意味不明）。
というか、重さんは数日前に「今年中に鞘師の唇を奪う」と公言してたのだが・・・。
まさか、卒コンの中盤でこれをやるとは思ってなかったよ（汗）*1。
・道重 さゆみさん鞘師 里保さんの唇を奪うと宣言（2014年11月23日 togetter.com）
ってことやその後起きたアクシデント等を踏まえると、昨日の卒コンは色んな意味で記憶に残る公演になったと言える。
どうにかして卒コンのチケを確保しとけば良かったかもしれん。
で、昨日の卒コンに関しては2つ気になったことがある。
1つ目は、ステージのレイアウトが4年前の12月に行われたぽけぽけぷぅさん（亀井 絵里）・汎用人型決戦兵器もといジュンジュン・リンリンの卒コンと非常に良く似てたこと。
要は、センターステージとアリーナ席の近くに沿って外周ステージ（？）が用意されてたというモノ。
・卒業（2014年11月27日 道重 さゆみofficial blog）
上記事の1枚目の画像に水色（わかりづらくてスマン）をつけたところが、センターステージと外周ステージ（？）に相当する部分。
これ自体は、後方にいた人達への配慮という側面が強いわけだが、もう1つの気になったことと合わせて考えると意味深なステージ設定に思える。
そのもう1つ気になったことってのは、『歩いてる』をUpdated Ver.でなく最初にリリースされた2006年版のトラックで歌ったというもの。
メンバー全員で歌うという理由があるとはいえ、これを最後の曲の前に持ってきたってのは、実は何気に重い意味があると思ふ。
つ〜のも、『歩いてる』がリリースされた2006年11月から（3人の卒コンが行われた）2010年12月までに重さんやモーニング娘。が辿った経緯は、非常に複雑なものなのよね。
要は、昨日の卒コンのステージ設定やセットリスト自体が、重さんやモーニング娘。が辿った複雑な経緯そのものを再認識させる役割を持っていたと言える。
そして、最終盤で『歩いてる』を重さんと見送る側となった9人*2で歌ったことで、少なくても『歩いてる』以降4年間の経緯を見送る側となった9人に追体験させる形となったかと。
もしかしたら、重さんが繰り返し述べていた「見せたかった景色」ってのはこれだったのかもしれない（完全に妄想）。
そう遠くない未来に13人を待ちうけるであろう試練を前にして・・・。
