立ち向かうもの
2008年6月14日分『ベリキュー!』で、真野ちゃんが引用していたスティーブン・スティール(『Steel Ball Run』の登場人物:レースプロモーター)の格言。
「真の『失敗』とは、開拓の心を忘れ、困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事を言うのだ」
元ネタは、荒木 飛呂彦氏の漫画『Steel Ball Run』の第1話から。
『Steel Ball Run Race』という(架空の)レースの開始前に行った記者会見で、スティール氏が発した言葉。
↓から、第1話で行われた記者会見の模様について一部引用しておく。
・スティール・ボール・ラン名セリフ集 第1STAGE
(中略)語るね〜。
記者
「距離がすごすぎます・・・・・・
もしゴールまで・・・・・・ニューヨークまで誰ひとり到達できない事態が起こったとしたなら
レースは大失敗!出資者たちは怒るだろうしスポーツ大会自体の信用の失墜になる!
その時あなたはどう責任をとられるつもりですか?」
スティール
「消されるかも・・・・・・・・・・・・・・・
なんちゃって・・・・・・・・・・・・・・・・」
記者
「はは」
スティール
「失敗というのは・・・・・・・・・いいかよく聞け!
真の『失敗』とはッ!
開拓の心を忘れ!
困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ!
このレースに失敗なんか存在しないッ!存在するのは冒険者だけだッ!
この「スティール・ボール・ラン」レースは
世界中の誰もが体験したことのない競技大会となるだろうッ!!」
(中略)
ただ、このスティール氏。
作品が進むにつれてだんだん影が薄くなってるんだよな。
むしろ後から登場したヴァレンタイン大統領*1の方が、色んな意味で活躍してるんだよな・・・。
ま、作品の展開次第では Steel 氏に(可能性は低いけど)再び脚光が集まるかもしれないけどね。
*1:レースの影の主催者